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創業者の堀江光は、もともとは建築金物製造をしていましたが、「衣食住の中で、多くの人々にとって最も身近で、しかも、健康や幸福に直結しているのは“食”である。これからは“食”の分野の仕事が大切になる」と考え、事業の転向を図りました。そして、米国のトレードフェアに赴き、アメリカの『テーラー&ウング』社の鉄製フライパンに出会ったのです。当時アメリカで人間性の復活を唱えていたヒッピーの1人がデザインしたというそのフライパンは、「フライパンはメンテナンスが楽なフッ素樹脂加工のものより、料理が美味しく出来、体に良い鉄製のものの方が優れているのだ」という考えから生まれたものでした。取っ手は汚れの付きにくい樹脂よりも、あえて手馴染みが良く熱が伝わりにくい木製。鉄と木で作られた、シンプルな構造のフライパンに、堀江は“もの造りの原点”を見たのです。

昭和51(1976)年『テーラー&ウング』と契約したリバーライトは、日本の家庭に馴染みやすいよう若干の改良を加え、「オムレツパン」と銘打って製造・販売を開始。しかし発売当初は、「鉄のフライパンは時代の波に逆行している」と、小売店のウケはいまひとつでした。堀江は、「良い物を作れば売れる」という信念の持ち主でしたが、世の中は、素朴な誠意や熱意だけでは通用しない、複雑な時代に様変わりしていたのです。悩み続ける日々の中、堀江は、1人の男に出会います。それが、現社長の岡山晄生でした。「安い価格や見栄えだけを追求した“売りやすい”商品ではなく、使い手の立場に立ち、使い手の健康やライフスタイルまで考慮した道具を作っていきたい。良い道具は、使い手の生活の質を向上させ、人生をより豊かにするきっかけにもなり得るものだ。そういう道具を作って行こう。」 それが、堀江が志し、岡山が受け継いだ、リバーライトの仕事です。

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